「なにか変わったものが食べたいなぁ…」

そんな飽くなき「食」への探求心が向かう先には、まだ見たことのない世界が待っている。

そういえば、虫ってどんな味がするんだろう…?」

そう思った方に、当記事は必読だ。今回は東京都内でおいしい「昆虫料理」味わえるお店を紹介しようと思う。昆虫だって肉や魚と同等に立派な食材。見た目で敬遠してしまう気持ちも分かるが、きちんと料理すればしっかりおいしく頂くことができる。

さぁ、これから新たなる「食」の扉を開けることにしよう

【絶品!東京でおいしい昆虫料理を食べられる店 5選】

※なお、この先リアルな「昆虫料理」の写真が掲載されています。
苦手な方はブラウザバック推奨

【シャン料理店 ノング・インレイ】

エスニックな雰囲気が漂うシャン料理店、ノング・インレイ。シャン料理とはミャンマー北東部の山岳地帯に住まうシャン族が生み出した料理のことだ。このお店では、ミャンマー原産のさまざまな昆虫料理が提供されている。

まずは竹虫(バンブーワーム)を注文してみよう。

竹虫とはその名の通り、竹に巣食うタケツトガの幼虫のこと。ノング・インレイで提供される竹虫は、スナック菓子の感覚でポリポリとイケる。

幼虫にありがちな「プチッ!」とした生々しい食感はないのでご安心を。塩味が効いており、まるでかっぱえびせんでも食べているかのようだ。昆虫食入門者にオススメの一品。

続いてはセミ

やや小ぶりのセミ(成虫)が登場した。日本のニイニイゼミ、ヒグラシのサイズに近い。

一口食べてみると、セミが本来持つナッツの風味と、味付けに振られたスパイスの香りが広がってくる。ミャンマーゼミ、文句なしに美味い。スパイシーさがやみつきになる。

最後に、コオロギを注文。

デカい。これはデカい。日本のエンマコオロギの2倍近くある。

そのゴロンと転がる一匹を丸ごと口に運ぶ。噛むごとに濃厚な魚介のような旨みが広がる。うん、美味い。食べ応え十分の一品だ。

【ノング・インレイ】

http://nong-inlay.com/

東京都新宿区高田馬場2-19-7 タックイレブンビル1F

高田馬場駅徒歩1分

03-5273-5774

営業時間 11:30~23:30(L.O.23:00)

年中無休

※昆虫は季節によって変わります。

【獣肉酒家 米とサーカス】

米とサーカスは熊、猪、鹿などのジビエ料理が楽しめることで有名な居酒屋だが、ここでは獣肉以外に昆虫食も楽むことができる。通常メニューには、昆虫食べ比べセットやイナゴの佃煮、蜂の子の甘露煮などの定番が揃い、お酒のつまみにもってこいの昆虫が揃っている。

しかし、今回紹介したいのはこれらのメニューではなく、毎月第二土曜日に開催される「高田馬場で昆虫食を楽しむ会」だ(要予約)。このイベントは、その名の通り参加者みんなで昆虫料理をつくって食べるイベントで、毎月季節ごとに旬の昆虫料理を楽しむことができる。

ミールワームの里芋天ぷら

虫たっぷりのバグチャウダー

ミツバチ幼虫とローヤルゼリーの柿なます

実際にみんなで昆虫を調理して食べるのは、その過程がとても楽しい。大きな蜂の巣から幼虫を取り出したり、フン抜き、蛹の殻むきなど、レアな体験が満載だ。米とサーカスで、是非とも昆虫料理をつくる楽しさを体験していただきたい。

【獣肉酒家 米とサーカス】

http://miyashitakikaku.com/store/komecircus/

東京都新宿区高田馬場2-19-8

高田馬場駅徒歩1分

TEL:03-5155-9317

営業時間 17:00~翌5:00(L.O.4:30)

年中無休

【新宿中華茶房8】

中華料理店の新宿中華茶房8(チャイニーズカフェエイト)。ここでは、中国産サクサン(蚕のさなぎ)の揚げ物を食べることができる。サクサンの外皮に包まれた肉は、クリーミー且つ動物の肉に近い濃厚さがある。下味もきちんとついているので、臭みもなく食べやすい一品だ。

【新宿中華茶房8】

http://www.sinjuku8.com

東京都新宿区高田馬場2-19-8

JR新宿駅 東口 徒歩5分

地下鉄新宿三丁目駅 徒歩1分

東京メトロ丸の内線・副都心線「新宿三丁目駅」B2出口から

右を見上げればお店の看板が見えます。

TEL:050-5869-6458(予約専用番号)

         03-3351-8869(お問い合わせ専用番号)

営業時間 24時間営業

年中無休

【上海小吃】

上海家庭料理の店、上海小吃(シャンハイシャオツー)メニューにはバッタ、セミ、クモ、ムカデなど豊富な昆虫が取り揃えられている。セミは中国産の赤セミを使用しているとのこと。この店の昆虫料理は、昆虫料理研究会会長でもあるこの道の大家、内山昭一氏も絶賛していることで有名だ。

新入荷の虫料理を昆虫料理研究家・内山昭一さんに試食していただきました | 上海小吃(シャンハイシャオツー)
上海小吃に新しい虫料理が4種類入荷しました。この度、『楽しい昆虫料理』、『昆虫食入門』等の著作のある昆虫料理研究家の内山昭一さんに試食をお願いし、各料理にコメントを頂きました。 ◆知了【セミ】¥2,000 高温で揚げられていて皮も気にならない。香辛料も効いていてとてもよい。セミのうまみがよくわかり、冷めても固くならない。昆虫料理研究会のイベントでもセミはとても人気がある食材。 ◆蚂蚱【バッタ】¥2,000 味付けはセミと同じだが、草原の香りが漂う。高温でサッと揚げているためか、足が気にならずサクサクとそのまま食べられる。とにかく揚げ方がうまい。たっぷりの油を使っているからだろう。このバッタは、トノサマバッタの一種と思われる。 ◆蜘蛛【くも】¥2,500 足が筋肉質、赤身の旨味がありサクサクと美味しい。腹はカニミソっぽいが、それよりクセがある。一般ウケしないがクセになりそうな味である。胸のほうがさっぱりしていてクセがない。一匹で三種類の味が楽しめてお勧め。このクモは、オオツチグモの一種(別称タランチュラ)であろう。 ◆蜈蚣【ムカデ】¥2,500 オオムカデの一種だろう。頭は問題ないが、身の部分はかなり苦い。舌がヒリヒリする感じまである。この大きさのムカデが店舗で食べられるのは貴重ではないか。 ◆総括 昆虫食初心者へのおすすめは、セミ>バッタ>クモ>ムカデの順番。まず、セミの幼虫を食べて、昆虫の美味しさに目覚めていただきたい。玄人向けに一番のおすすめはクモ。部位ごとに異なる味が楽しめるため、変化があってよい。それ以外は、ムカデ>セミ>バッタの順番。恐れず試してみてはどうだろう。 内山昭一(うちやま しょういち) 1950年長野県生まれ。昆虫料理研究家。幼少より昆虫食に親しみ、99年より本格的に研究活動に入る。どうすれば昆虫はよりおいしく食べられるのか、味や食感、栄養をはじめ、あらゆる角度から食材としての可能性を追究。著書に、その成果をまとめた『楽しい昆虫料理』(ビジネス社)、『昆虫食入門』(平凡社新書)ほか。昆虫食彩館(昆虫料理研究会ホームページ)

【上海小吃】

http://shanghai-xiaochi.com

新宿駅東口より徒歩8分。

都営大江戸線、東京メトロ副都心線東新宿駅より徒歩8分。

西武新宿駅より徒歩6分。

TEL:03-3232-5909

東京都新宿区歌舞伎町1-3-10

【割烹 やき蛤】

住吉駅から歩いて5分ほど歩いたとことに割烹やき蛤がある。ここは焼き蛤が名物の老舗居酒屋。地元ではかなりの有名店だ。しかし、実はこのお店には裏メニューがあり、なんとサソリやミールワームなどの昆虫料理を提供している。焼き蛤はもちろんだが、ぜひ昆虫料理にも挑戦してみてほしい。

【割烹 やき蛤】 ※2017年5月現在、休業中。

http://www.ntv.co.jp/burari/071013/info11.html

東京都江東区住吉2-8-9

住吉駅から徒歩5分。

TEL:03-3633-1028

さいごに

今回ご紹介したのは5店だが、これらはまだ氷山の一角に過ぎない。昆虫食に興味のある方は、ぜひとも「お店で食す昆虫料理の味」に挑戦してみてはいかがだろうか。

そう、プロの料理人が作った昆虫料理は常識を覆すほどに美味しいのだ! ぜひとも東京で、新たなる「食」の扉を叩いてみよう。

 

 

▼昆虫料理研究家・内山昭一氏のオンラインサロンはこちら

昆虫食万歳! 内山昭一のムシクイライフをとことん楽しむサロン
昆虫食万歳! 内山昭一のムシクイライフをとことん楽しむサロン
昆虫食万歳! 内山昭一のムシクイライフをとことん楽しむサロン
『昆虫食万歳! 内山昭一のムシクイライフをとことん楽しむサロン』は昆虫食に感心のある人、もっと昆虫食を楽しみたい人におくる会員制のオ...