2017年1月13日、有料オンラインサロンプラットフォーム「Synapse」にて、元経産省官僚・元報道ステーション(テレビ朝日)コメンテーターの古賀茂明氏が主宰するオンラインサロン「古賀茂明の時事・政策リテラシー向上ゼミ」がスタートした。

本サロンは、古賀茂明氏自身による、元官僚ならではの視点を交えたニュース解説、動画コンテンツなどを通して、サロンメンバーの時事・政策に関するリテラシーを向上することを目的としたサロンだ。一方的な情報・知識の伝達だけではなく、Q&Aやディスカッションなどを通じて、コミュニケーションの中で学ぶことができる。

古賀茂明氏はこのように語る。

メディアの情報を見ているだけでは真実はわかりません。ましてや、それを鵜呑みにして、将来の自分の行動の指針にするのは、あまりにも危険です。

おかしな報道は、一見して判断できる場合もありますが、仮説を立てて、さらに取材と考察を重ねて初めて確信を持てる正しい結論に達することができるということも多いです。私の場合は、官僚の時に培った知見で、官僚はもちろん、政治家、業界、外国政府の人々の思考パターンを頭の中に置いて、情報を整理していくと、多くのことが見えてきます。

メディアの情報を鵜呑みにすること、自分の視点だけでニュースを読み取ることの危険性に触れ、世の中を正しく視るためには、様々な立場の人間の思考パターンから事象を類推することの重要性を説く。

皆さんが、情報をどう読み解いているのかを書き込みなどでフィードしていただき、それを私も参考にしながら、私自身の考えをフィードバックする。そして、また、皆さんの考えを出していただくというサイクルができたらと思います。皆さんとの共同作業で、このサロンをどんどん進化させる。それが私の理想です。

サロンメンバーもニュースやトピックに対して発言することで、インタラクティブなやり取りが可能だ。その結果集合知が形成され、世の中を多角的に視ることができるようになっているというのがサロンの特徴だ。

ここで、サロンのなかでどのような投稿がなされているのか、一部中身をお見せしたいと思う。

サロンの中身を一部特別公開!


– 1月11日 16:30 の投稿

■メリル・ストリープさんのスピーチをどう考えるのか

 1月8日、アメリカ、ロサンゼルス。2017年ゴールデングローブ賞の授賞式での女優、メリル・ストリープさんのスピーチが世界中に配信され、大きな共感の輪を広げた。

日本のメディアでも大きく報道された。その報道の多くは、トランプ次期大統領を痛烈に批判したことに集中し、トランプ氏がツイッターなどでこれに反論したことなども併せて報道された。

ストリープさんが受賞したのは、ゴールデングローブ賞の一つの部門であるセシル・B・デミル賞(Cecil B. DeMille Award)だ。名前は映画製作者のセシル・B・デミル(1881年-1959年)から来ている。一つの映画での功績に対してではなく、長年にわたって映画界に貢献した人物に贈られる賞だから、ひときわ権威がある。言わば、映画界の大御所として認められたということだ。

このスピーチを見たい人は、下記サイト(ELLE JAPON)で見ることができる。日本語訳も掲載されているのでとても便利だ。スピーチでメリルが言葉に詰まるようなところもあり、テキストで読むより、また、ダイジェストで一部を見るよりもはるかに感動的だ。(ただし、日本語訳は、必ずしも名訳とまでは言えない。時間優先だから仕方ないが)

http://www.elle.co.jp/culture/feature/74th_goldenglobes_Meryl_Streep_touching_messages170109

英文のテキストはニューヨークタイムズに掲載されているので聞き取れなくても大丈夫。(他にもあちこちにあるが)

http://www.nytimes.com/2017/01/08/arts/television/meryl-streep-golden-globes-speech.html?smid=pl-share&_r=0

彼女のスピーチをより正しく理解するためには、ある事実を頭に置いておく必要がある。それは、ゴールデングローブ賞は、ハリウッド外国人映画記者協会(The Hollywood Foreign Press Association)によって選ばれる賞だということだ。つまり、米国人による選出ではなく、アメリカにとっては、外国人によって選ばれた賞である。そして、選ぶのは、会員となっている「記者」である。

それを認識したうえで、もう一度彼女のスピーチを聞くと、その意味がより鮮明になる。冒頭のジョークの意味も良く理解できるだろう。

このスピーチの最大のテーマは、単なるトランプ批判ではない。報道の自由と表現の自由。記者の責任と俳優の責任についてである。それと同時に、時の権力者が、その権力を使って、一民間人を攻撃することの恐ろしさと個人が権力者と戦うことの困難さということも訴えている。

そして、その二つを合わせると、戦う個人、とりわけ記者や俳優が連帯することの重要性が浮かび上がる・・・(続く)

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続きはサロンで詳しく解説がなされているので、興味を持たれた方は是非入会を検討して頂きたい。今なら1週間無料でサロンを閲覧することも可能だ。

古賀茂明の時事・政策リテラシー向上ゼミ
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