突然ですがみなさん、昆虫を食べたことはありますか?

ある方、ない方いらっしゃるかと思いますが、

食べたことのない方の中には…

「昆虫を食べるなんて、生理的に無理無理〜っ!気持ち悪いっ!」
「衛生面とか大丈夫…?」

など、負のイメージを持っている方も、少なくないのではないでしょうか?

・・・って問いかけてみたは良いものの、あたりまえですよね(笑)

しかし、昆虫は実はとてもおいしく、栄養価にも富んでいます。見た目や先入観で食べないというのは本当にもったいない!

加熱調理さえきちんとすれば、昆虫は肉や魚と同じく立派な食材になるんです。

今回は10月23日(日)に新潟で開催した昆虫食イベント、「秋の虫食会」の様子を追いながら、昆虫食の魅力をお伝えしちゃいます。

事前採集 秋の虫を捕獲しよう!

さて、今回のイベント舞台は新潟県五泉市にあるゲストハウス「五ろり」。冬は囲炉裏や薪ストーブで暖をとり、昔ながらの田舎の良さを感じられる場所。

人々が自然と共に暮らす、まさに里山です。里山に住む、おいしい秋虫に期待大ということで、事前に食材の採集開始!
家

田んぼ
①トノサマバッタ

バッタ

秋の旬の虫と言ったら、食べ応えのあるトノサマバッタです。田んぼの中を飛び交うトノサマバッタを虫取り網でGET! バッタ類はエビの味に近く、特に筋肉の発達した後脚は美味!

トノサマバッタの他にも、イナゴやクビキリギリス、カマキリもGET! これは、豪華な食卓になりそうですネ。

②クリシギゾウムシ

くり


よく栗に小さな穴が空いていることってありませんか? 穴を開けた虫の正体は、クリシギゾウムシ。通称「クリムシ」と呼ばれています。

炒って食べるとほんのり栗の甘い味、見た目もコロッとしていて可愛らしい。落ちている栗を拾って持ち帰り、包丁で割ったらクリムシがたくさん出てきました。

③アキアカネ

あかね

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秋になると赤トンボで知られる、アキアカネが右に左に飛んでいます。スーッと気配を消してトンボに手を伸ばし…GET!

羽ばたくために発達した胸肉は旨味がぎっしり詰まっています。素揚げにすると羽根ごとバリバリおいしく食べられます。

④ジョロウグモ

くも

クモは正式には昆虫ではないのですが、おいしいので採集。

毒々しいビジュアルに反して枝豆のような旨味があります。茹でてお酒のおつまみにも、もってこいです。

女郎蜘蛛

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この他に、海外の昆虫もあらかじめ持参しました。当日の食材一覧がこちら。

メニュー

海外のタガメやコオロギ、オオスズメバチのハチの子にゴキブリなども登場!

さぁ・・・調理に入ります。

いざ実食虫食会開宴!

イベント会場である、五泉ゲストハウス「五ろり」にたくさんの参加者が集結。

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虫食トークイベントを行ったのち、みんなで調理。

昆虫を調理する際は、加熱が必須です(安全においしく食べるためです)。今回はピザトーストや餃子、蜂の子バター炒めに調理します。まず虫たちを高温の油で揚げていきます。

トンボ、ミールワーム、カマキリやバッタもカラっと揚がりました。

トンボ

ミールワーム

カマキリ

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揚がった虫たちを料理にトッピングしていきます。

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オオスズメバチ蜂の子のバター炒めも出来上がり。

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参加者の方々と虫の食卓を囲み、いざ実食。村川観光栗園の「栗おこわ」とともに虫料理をいただきます。

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虫を初めて食べる方も多く、ためらいながらも、おそるおそる口に運びます。

一口食べた途端、「あれ…おいしい!」

と見た目の味のギャップに驚かれる方が多くいました。

バクバクと虫を口に運んで、それぞれの虫の味を食べ比べ。

子どもがクモを食す!

子供

大人よりも、子どものほうが昆虫食への抵抗感が少ない気がします(笑)

「コオロギは甘みもあってイケる!」
「ミールワームはポテトっぽいかも、おつまみにいいね。」
「タガメのラフランス香りにビックリ!」

などなど、虫を初めて食べた方からいろんな感想をいただきました。

最後に、参加者全員で記念撮影。

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昆虫食の魅力

昆虫料理研究会では東京都内を中心に昆虫食のイベントを開催していますが、今回の「秋の虫食会」は、自然あふれる新潟県五泉市別所で行ったため、昆虫食のありのままの姿を感じることができた気がします。

「野生の虫を捕って食べる」

この行為は、すなわち「命をいただくこと」。

スーパーマーケットに切られた状態で並ぶ肉や魚を口に運ぶのとは、感じ取れる命の重みがまるで違う気がします。狩猟採集の原点である昆虫食は、そういった意味でも普及していく価値があるのではないかと思います。

日々、食べた事のない虫に出会えるのも魅力のひとつだと考えています。山や森に出かけて、新たな昆虫の味を開拓すると、少年時代に体験した昆虫採集にも負けず劣らずの楽しさを見つけられるかも知れませんネ。

昆虫食万歳! 内山昭一のムシクイライフをとことん楽しむサロン
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